スポーツ漫画といえば野球漫画(ドカベン、H2、タッチ等)サッカー漫画(キャプテン翼等)が真っ先に思い浮かべられ人気も高い。
しかし、私が最高傑作として紹介したいのは「スラムダンク」だ。
スラムダンクのあらすじ
高校1年の春から夏のインターハイまでを連載期間6年で描くという大作。
連載当時まだマイナーだったバスケットボールに興味を持つきっかけになった人も多いのでは。
あまりバスケットボールを詳しくない人でも読みやすくルールや基礎知識の解説もストーリーのなかに組み込まれている。
主人公、桜木花道を筆頭に個性的な登場人物が多く、読み手はいずれかの登場人物に自分を重ねて共感できる部分が多いのではないだろうか。
スラムダンクで共感したのは三井
私は三井寿に共感する点があった。
三井は中学時代MVPを獲得するほどの逸材で高校でも活躍を見込まれていた。
しかし、高校入学後、怪我に見舞われ同級生の赤木に活躍の場を奪われてしまう。
怪我からの復帰の見通しも立たずだんだんと非行に走っていってしまった。
バスケットをしたいという自分の思いに蓋をして・・・。
3年生になり心を入れ替えバスケットボール部に戻ってきた三井。
思い通りに行かない悔しさから立場を投げ出したくなる気持ちは非常に共感できる点があった。
(投げ出したくても投げ出してはいけないのはもちろんだが)
三井の他にも主人公のチームメート流川、赤木、宮城やライバル高の選手など一人ひとりの個性が細かく描かれており共感できるポイントが多いのがこの漫画の素晴らしい点である。
読んだことのない方は是非一度読んでいただきたい。
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