私は47歳の女性です。

私が今回ご紹介したい漫画は、絹田村子さんの「数字であそぼ」です。

「数字であそぼ」をしったきっかけ

私は元々佐々木倫子さんの「動物のお医者さん」が大好きでした。

そして同じようなテイストの漫画を探していました。

そんなときに知ったのがこの漫画「数字であそぼ」です。

私は数学は苦手中の苦手

私は根っからの文系人間で数学は苦手中の苦手。

でも息子が大学の数学科にいることもあり、読んでみることに。

この漫画は京都大学の数学科がモデルとなっているそう。

漫画の中では吉田大学数学科となっています。

「数字であそぼ」のあらすじ

主人公の横辺建己は、自慢の記憶力を武器に吉田大学の理学部に入学します。

が、記憶力がどんなに良くても歯が立たない大学の数学。

すっかり自信をなくし、初授業以降、2年間引きこもり生活を送ります。

その後すったもんだで復学を果たした横辺。

大学の友人に助けられながら数学と向き合っていき、苦手意識を持ちつつも数学科に行くことに。

仲間とともに成長する横辺の物語です。

ズバリ数学科版動物のお医者さん

この漫画を一言で表すと、ズバリ数学科版動物のお医者さんです。

流れる空気もギャグセンスも動物のお医者さんです。

主人公のキャラは動物のお医者さんの二階堂に近く、主人公の周りのキャラがハムテルに近といった感じです。

数学が苦手な主人公が、周囲のちょっと変人な友人たちに振り回されつつも数学面で成長していくのです。

が、とにかく全編ゆるくてじわじわ面白いところがツボにハマります。

出てくる教授たちも変人揃い。

また、主人公が数学苦手キャラのおかげで、主人公と一緒に数学について少しずつ学んでいく感覚が味わえます。

この漫画を読んでいると数学が楽しそうにみえてきて、

「もっと勉強しておけばよかった」

とさえ感じられるようになりました。

自分的に最も面白かったシーン

この漫画の中で最も面白かったシーンが、数学科の教授が裸で外に出て警察に捕まるシーンです。

これ、息子に聞くと、数学の研究者には割とよくあることだそう。

とっつきにくいイメージのある数学が、一気に身近に感じますよ。

ちなみに絹田村子さんの漫画は、「さんすくみ」もおすすめです!

ぜひ、数字であそぼを読んでみてください。