37歳の男性です。
今回紹介するのは、アニメ作品としても多くのファンに知られている『攻殻機動隊』です。
こんな記事にもなっています。
「28年前に予言した世界『ゴースト・イン・ザ・シェル / 攻殻機動隊』の魅力まとめ」
『攻殻機動隊』を知ったきっかけ
自分がこのシリーズに最初に触れたのは2004年に公開された劇場版アニメ『イノセンス』です。
当時の自分には一見では難解でした。
そのため、その前作にあたる劇場版『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』を視聴しました。
さらに原作漫画へと遡ってファンとなりました。
前作や原作漫画などで理解が深まる
『イノセンス』ではわかりにくかった部分が、前作を観ることでかなり理解できるようになりました。
そして、この原作漫画を何度も読み返すことで、作品の奥深さを感じさせられたのです。
『ゴースト・イン・ザ・シェル / 攻殻機動隊』
本作の舞台は2029年。
現在からするともうすぐ目の前です。
が、1991年の発売当時からすれば、まだかなりの未来。
人類の相当数に脳の神経ネットワークを人工物に置き換える「電脳化」、そして体もロボットと置き換える「義体化」が進んだ世界において、テロリストと戦う「公安9課」の戦いが描かれます。
Windows95も無い時代の想像力に驚かされます。
今となっては人々がコンピューターネットワークで世界中と繋がっているのも当たり前すぎる光景です。
発表当時はまだ、パソコンを爆発的に普及させたWindows95も発売されていない時代。
そんな時代に個人が日常生活において当たり前のように離れた相手と接続している描写など、今見てもその先進的な思想に驚かされます。
「電脳」や「義体」、現実にはまだまだ普及は先に思えます。
が、普通の人ならば、まずは抵抗を覚えるであろうこれらの概念が、作中では一般の人々の間に自然に浸透している描写も違和感がありません。
もしかすると、やはりいつか私たちの世界にも訪れるものなのかもしれないと感じさせられます。
物語としても秀逸
また対テロリスト部隊の物語としても秀逸。
緻密な伏線や国際情勢の設定なども、うならされます。
個人的に印象に残っているのは、主人公である素子が容赦なくテロリストを射殺するシーンです。
この作品では作者の考えとして根底に「テロリストは癌細胞」という思想が流れています。
一時の感情に流されず、冷徹に任務を遂行する登場人物たちの行動がとてもクールです。
『攻殻機動隊』以外で好きな漫画
この作品以外で自分が最近好きなものは『進撃の巨人』、『ワールドトリガー』『葬送のフリーレン』などです。
『攻殻機動隊』以外にも沢山好きな漫画があります。
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