私が好きなアニメはゆゆ式です。

このアニメは、放映が終わった後しばらくして、レンタルビデオ店で見かけ、偶然見かけたことをきっかけに知りました。

気まぐれに借りて、DVD一巻に収録されている数話を見た段階で一気に引き込まれました。

ゆゆ式のストーリー

このアニメは、お調子者のゆずこ、冷静な唯、天然の縁の仲良し女子高生三人組が、お母さん先生や相川さんらクラスメイトと交流しつつ、学校や家や時には外で、まったりと過ごす、日常もののアニメです。

このアニメの魅力は、ひたすらに突き詰められた、日常感にあります。

一般的に日常ものと呼ばれるアニメでは、何かしらのハプニングを軸として、そのハプニングに対する周囲の反応を描いていくのが基本となりますが、このアニメにはそれがほとんどありません。

三人がひたすらに雑談をし、もしくは日常的に起こるイベント、例えば三人でプールに行ったり、海に行ったり、もしくは誰かの家に行って遊んだり、というのを描いていくのがこの作品となります。

ゆゆ式の魅力は、日常を描いたところ

そのため見始めた時には、少し疑問を感じてしまいますが、慣れてくると徐々にそれまでにない本当の日常、というのを感じることができます。

交わしている雑談の内容も飛躍したり、突拍子もないことを言い出したりと、高校時代をほうふつとさせる調子で、まさしく女子高生の日常を垣間見ているような、そんな気分になる一作です。

お気に入りのキャラをあげるとすれば、唯

全キャラお気に入りなのですが、特にお気に入りのキャラをあげるとすれば、唯です。

他の二人に比べて冷静なところの目立つ彼女ですが、高校の制服を二人に見せるときにどういう反応をされるか気にしたり、ツボに入ると笑い続けたり、冷静というキャラ付けだけにとらわれることのない描かれ方をしていました。

他のキャラもそうでしたが、唯は特に等身大の一個人としてみることができ、印象に残りました。

このアニメのDVDは現在借りることができるので、ぜひ見てほしいです。