私は男性という事も有り、子供の時には特に冒険もののアニメを見ていました。
その中でも小学4年生の時に見た、魔神英雄伝ワタルに夢中になりました。
魔神英雄伝ワタルを知ったのはコロコロコミック
当時コロコロコミックと言う、子供向けの雑誌を愛読していました。
その中で新番組の紹介の中に、魔神英雄伝ワタルの紹介があり、子供ながらに見てみようと思ったのがきっかけでした。
私の出身は兵庫県で、関西地方になります。
放送時間はよみうりテレビの夕方17時から30分間でした。
ちょうど小学生には学校から帰って来て、一息ついてから見れる良い時間だったと覚えています。
いよいよ待望の第一話が始まりました。
TV放映で魔神英雄伝ワタルに夢中に
そこで私を待っていたのは、今まで見た事が無かった展開でした。
主人公は戦部(いくさべ)ワタル、小学4年生。
偶然にも私と同じ設定でした。
なのでとても親近感を覚えました。
そしてこのワタルが授業で作った粘土のロボットを持ち、学校の帰り道に近道を通ります。
そこは竜神池(りゅうじんいけ)と言って、母親からも通ってはいけないと言われていました。
ですがその日その池を渡ろうとした時、竜神池の神様と遭遇し気を失います。
そして次に目を覚ました時、まるで見た事も聞いた事も無い、異世界にいました。
そこは創界山という山が見える神部界という世界で、ワタルは伝説の勇者(英雄)と迎えられ、冒険が始まって行きます。
魔神英雄伝ワタルにハマった理由
この作品で夢中になった部分と言えば、やはりパラレルワールドでしょうか。
小学生だった私には、当時そんな言葉は分かりませんでしたが、今の日常ではない別の次元。
そんなワクワクがこの作品の中に見てとれて、子供心を掴んだのだと思います。
そして作中の中で活躍するロボット達。
特に主人公が乗る竜神丸(りゅうじんまる)には意思があります。
そうこの竜神丸こそ、竜神池で遭遇した神様なのです。
とにかくデザインがかっこよく、主人公との会話も出来きて、こんなロボットに自分も乗ってみたいと思ったものです。
魔神英雄伝ワタルで好きなのは剣部(つるぎべ)シバラク
『魔神英雄伝ワタル』この中でもし誰が好きか?と聞かれた時、本当に頭を抱える質問になります。
ですがあえて挙げるならば、剣部(つるぎべ)シバラクでしょうか。
剣部(つるぎべ)シバラクの魅力
このキャラクターはワタルが最初に出会うキャラで、以降『先生』と慕うキャラでもあります。
子供であるワタルの導き役の反面、コミカルであったり、一緒に悩んでくれたり、楽しんでくれたり。
正に見ているこちらにとっても、親であり兄であり先生です。
この安心感と主人公がピンチでも、このシバラク先生が居れば何とかなる。という思いが視聴者にも伝わってました。
シバラク先生は、子供に色々なことを示唆してくれる存在
このシバラク先生にも、自分のロボットがあります。
そして作中で声を聞いた事はありませんが、会話をします。
戦闘になると呼び出す時に、テレホンカード(電話をする際に使うカード)を使用します。
ですがロボット側にも何やら都合があり、ロボットの合意がなければ来てはくれません。
そういったやりとりがとても面白く、子供ながらに『相手の事も考える』と言うのを教えてもらった気がします。
学校には必ず一人は人気の先生がいます。
やはりそういった先生は、こんな人物なのかなって思いました。
魔神英雄伝ワタルに出会えて本当に良かった
現在私は38歳ですが、今でもこのアニメに出会えて本当に良かったと思っています。
やはり見る作品と言うのはタイミングがあります。
特に子供の時に見たものは、大人になっても特別な存在のものが多いと感じます。
しかも今と違い当時は一度見逃すと、再放送を待つしか手段はありませんでした。
ですが現在であれば、レンタルショップなどで気軽にDVDを借りて楽しむ事が出来ます。
もちろんこの『魔神英雄伝ワタル』もそうです。
この作品は色んな世代に楽しめる内容だと思っています。
当時見ていた人、親となり子供と見たい、など等。
今だ色褪せない面白さがあります。
是非おすすめしたいアニメです。