藤子不二雄の人気漫画「オバケのQ太郎」はこれまで三度アニメ化されましたが、私が最も好きだったのが二作目の「新オバケのQ太郎」です。
本放送は昭和46年10月から翌47年12月まででしたが、この当時私は二、三歳の頃なので、本放送は見た記憶はありません。
しかし、この新オバQは視聴率や人気も高かったこともあり、何度も再放送していました。
新オバケのQ太郎とは?
私が住んでいた鹿児島県では、平日夕方の5時以降が子供向け作品を流しており、新オバQもこの時間帯に再放送していました。
子供向け作品の中でも、とりわけ人気の高かった新オバQでしたから、何度も再放送していたので自然に視るようになりました。
おばけの世界から人間界にひょっこりやってきたオバケのQ太郎は、小学生の正ちゃん宅で居候することになりストーリーが展開されていきます。
お人よしでおっちょこちょいの性格で、頭に毛が三本という個性的な風貌が受けて子供達から愛されるキャラクターとなりました。
その他の人間とオバケの登場キャラも個性的であり、ストーリーも面白く毎回楽しく拝見していました。
新オバケのQ太郎を好きな理由
三作ある「オバケのQ太郎」の中で私が一番思入れがある理由は、子供の頃よく見ていたこともあります。
「あのねQ太郎はね〜」というフレーズのオープニング曲も三作品の中で一番好きでしたし、声優もオバQ役の堀絢子さんの声が一番人懐っこいQちゃんにピッタリでした。
クオリティーが相当高い作品でしたので長く人気の高さを誇っていたのだと思います。
新オバケのQ太郎は、放送されないのです・・・
この新オバQですが、昭和60年に始まった三作品目登場により、それ以降の再放送はされなくなりました。
これは三作品目登場により旧作品を流さなくなったことによるものと思います。
現在においても昭和60年の三作目はCS放送で視聴することはできるようですが、私の好きだった二作目の新オバQは放送されません。
地上波はおろかCSでも見ることができない状況であり、新オバQ自体が幻と化しています。
子供の頃何度も楽しませてくれた新オバQを再放送してくれたら嬉しいのですが、そんな日は来るのでしょうか。